お豆の迷走記~アラサー独女の独り言

人生迷走中アラサーお豆の日常や家族の話

家族の話11 鬼になった母

おはようございます。

本日は、休日出勤しておりますが

いわゆる電話番で、あまり電話もないので

暇しています。

お豆です。

 

今週のお題「鬼」

 

ということで、もう一度このお題に向かってみることにする!

 

 

 

 

鬼って昔から

何かあったら鬼が来る!とかなんとかよく言われた。

それに、今は鬼から電話が来るアプリがあるらしいと

友人から聞いた。

言うことを聞かない子どもに鬼からの電話を聞かせて

言うことを聞かせたり、反省させたりするのだという。

そのアプリや使い方について賛否あるだろうが

とりあえず置いておこう。

 

そもそも鬼は存在するのだろうか。

昔話などに鬼が登場することもしばしば。

 

鬼や山姥など、怖いイメージのものは

島か山にいると相場は決まっているのだ。

 

だからと言うわけでは無いが

暗くなる前にというか17時のサイレンが鳴るまでには

家に帰らないと、家に鬼と化した母が現れるのであるw

 

鬼と化した母はそれはそれは恐ろしかった。

 

家に帰る階段の上で仁王立ちしているのだ。

その姿は、まさに鬼のようであった。

そういう日の夜は決まって同じような夢を見る。

 

母が本当に鬼になるという夢だ。

 

朝起きると、母の頭に角があるのだ。

恐る恐る話しかけると、振り向いた母の顔は

般若のお面のような顔で

口から牙が飛び出ている。

 

初めは驚いていたが

何度も見るようになると

またこの夢か、、、と最初は思うのだが

違うのはいつも此処からで

鬼になった母の恐ろしさが、回を追うごとに増していくのだ。

 

その先の内容はいろいろあるが一番最初のものが

一番鮮明だったので、その話にしよう。

 

鬼になった母に驚き、あたふたしていると

父が普通に会話し、ご飯を食べていることに気がつく。

そして、お豆にも食べろという。。。

いつもと同じ朝食で、何もおかしなところはない。

母が鬼だということ以外は。。

 

言われるままに朝食を取り、学校へ行った。

そこから時間が急に飛んで、すぐに学校帰りの場面になった。

 

帰宅したら元の母に戻っていて欲しい。朝見たことは夢だったと思いたい。

そう思いながら帰宅すると、家には灯りがついておらず

誰もいないように感じた。

 

何があったんだろう。。。

ドキドキしながら家の中を見て回る。

 

すると、どこからか声がする。。

 

?;はぁー。一体いつになったら戻ってくるんだろうね!

 

恐る恐る、覗いてみるとそこにはまだ鬼がいた。

それも何か刀のようなものを持って(ナマハゲが持っているようなやつ)

ウロウロしている。

 

そのそばには父がいた。

ほかの兄弟は見当たらない。。。

 

とりあえずどこかに隠れよう!と引き返して行ったら

兄弟を見つけた。

同じように鬼になった母に恐怖を覚え

朝から此処に隠れているのだという。

 

どうするか話し合ったが

どうするべきなのかが分からず、悩んでいた。

 

すると、鬼がいた方向から

足音がする!!!!

ぎしっ。  ぎしっ。   ぎしっ。

どんどんこっちにやってくる!!!

 

どうしようどうしよう。。。。

心臓がバクバクし、涙が出てきた。

 

しかし、急にピタッと止まり

向きを変え、玄関の方へ向かっていった。

 

これ幸い!と泣きながら父の元へ行く。

そして、父の手を引き、兄弟のもとへ向かう。

すると、反対から戻ってきた鬼が現れた!!!

 

何してるんだ!!!と怒った鬼がこちらに向かって走ってきた。

 

トイレに逃げ込もう!!!と曲がり、走っていると

急に空間が歪み始めた。。。

 

トイレまでに長い長い通路ができた。

どうなってるんだ??と思い振り返ると

不敵な笑みを浮かべた鬼がものすごい勢いで

追いかけてくる。

 

父と二人、逃げるように走った。

けれど、鬼の方が早かった。

もうだめだ、捕まるー!!!!

っていう瞬間に目が覚めたのだ!

 

その時目が覚めた時

自分が泣いていること、寝汗をすごくかいたことを

今でもよく覚えている。

そしてすぐ、台所に走っていき

母の姿を確認した。

母は朝早く起きてきたお豆に驚いていたが

起きたなら顔洗って、着替えなさいよ!といつも通りだった。

その一言に、安堵し、また少し泣いたのは母には内緒w