おはようございます。
今朝は少し冷えましたね・・・。
家族の話もまた更新していこうと思いますが
ひとまず、こちらの話を少し進めていきます!!!
お豆です。
無言の車中・・・
暗闇の中を走行・・・
そんなの気が重いに決まってる。
車中の空気は最悪で・・・
長い長い沈黙。
沈黙を破ったのはぼんぼん
ぼんぼん:最近、しんどい・・・
お豆:ん?仕事?どしたの?
ぼんぼん:仕事じゃない
お豆:え?仕事じゃないなら何?どうしたの??
ぼんぼん:・・・・しんどい。
お豆:大丈夫?
ぼんぼん:しんどい・・・しんどい・・
お豆:何かあったの??
ぼんぼん:・・・・この前から、しんどい。
お豆さんとのことがあってからしんどい。
お豆:・・・・ごめん。
ぼんぼん:いや・・・ごめん・・・最低だな
ぼんぼんを苦しめてたんだって・・・
なんだか胸が張り裂けそうになった。
また長い長い沈黙・・・
ぼんぼん:この関係でいいっていったのに・・・
お豆:うん。
ぼんぼん:ぼくがこの関係がいいっていったのに・・・
お豆:うん。
ぼんぼん:この関係がしんどい・・
お豆:・・・・・。
(え?この関係しんどい?なんで?って思ったけど・・・
言葉に出来なかった…)
ぼんぼん:しんどい・・・
お豆:じゃぁ、この関係も終わり?
ぼんぼん:・・・・・
お豆:ぼんぼんがこの関係がいいっていったから
前と同じ関係でいるけど・・・
しんどいならそれもやめようか。
ぼんぼん:・・・・・
お豆:・・・・・(涙をこらえて)
あんまり飲みにも誘ったりしないようにするよ
ぼんぼん:なんでそんなこというの?
お豆:だって、この関係もしんどいんでしょ?
ぼんぼん:・・・・・
しんどいっていうぼんぼんに
今まで通り一緒にいようなんて言えなかった。
そっか、この関係も終わりなんだって・・・
悲しかった。
涙をこらえきれなくて・・・
涙を拭いながら運転した。
無言の車中に流れる音楽と
お豆の鼻をすする音だけが響いて・・・
それがまた余計にむなしさを生んだ。
少しいったところに広場があった。
車を停車し、ティッシュで鼻をかんだ。
山の中腹の開けたところだったようで
満点の星空がフロントガラス越しに見えた。
なんとも言えないほどの景色にはそぐわない二人が
車中で沈黙しながらいる。
沈黙を破る言葉も見つからず
鼻をすすりながら、フロントガラス越しに
星を黙って見つめた。